クソどもの腐れ日本語

テレビ、ラジオなどのタレントらが吐き出す爛れた日本語で、日本語自体が絶滅危機だ。
別に国粋主義というわけではないが、滅茶苦茶な日本語の使い方に腹が立つ。それをテレビなどマスコミは正そうとせず、まさに汚水汚物の垂れ流しだ。
最近、イラッとするのが、「ムズい」「ムズ」。時代の先取りと勘違いしたタレントらが積極的に使いだした。途端にどいつも間抜け面になる。(そう映る)
普段、碌でもないことをダラダラだべっているだけなのに、こんなところで言葉を略す。
その前は、「ハンバない」だった。今やテレビ局が無批判に、しかも積極的に使う。何に迎合しているのか、実に軽薄、かつマヌケだ。
そのうち、「キレイない」「有名ない」「正直ない」「具体的ない」「黄色ない」とでも言うんだろうか。まるで園児だ。
そして、「BUZZる」や「デスる」。BUZZは、ハチや機械のブーンという音が原義で、そこから「ガヤガヤ騒がしい」「噂が広まる」と意味が広がったと辞書にある。多分、話題になるという意味で使うのだろう。だが、思うのは、その言葉を使うことで何を得意がっているのかということだ。
その前には、バカの一つ覚えで「リスペクトする」の多用があった。
尊敬していますと言えば済むものを、無知と語彙の貧しさを補ったつもりか。言葉を紡ぐことを生業としている連中(作詞家など)までもが連発する。この言葉を使う者は、むしろ軽蔑に値する。
「尊敬する 類語」で検索すると、
尊敬する ・ 敬意を表する ・ 尊敬の眼差しで見る ・ 仰ぎ見る ・ 師と仰ぐ ・ 尊意を以って見る ・ 尊ぶ ・ 敬服する ・ 敬う ・ 敬する ・ 崇める ・ 敬慕する ・ 敬愛する ・ 心服する ・ 仰ぐ  ・ 崇拝する ・ 慕う・崇敬する ・ 心酔する ・  心を奪われる ・ 傾倒する ・ 敬意の念を抱く』と出てくる。
それが何もかも「リスペクトする」では貧しすぎる。

大手企業屋と政治屋どもの結託で、小学生から英語教育が始まっているが、英語なんか勉強している場合じゃない!
まず日本語をしっかり勉強すべきだと痛感する。