拷問によって殺され、…

アムネスティが2012年の年次報告書を発表。
それによると、世界の主要な武器輸出の7割を
アメリカ、ロシア、フランス、イギリス、中国の5カ国で占めていると言う。
そのため中東の国々でも独裁政権によって膨大な数の民衆が殺害されたし、
シリアでは現に今も多くの国民が虐殺され続けている。

小泉政権時代、国際貢献などと声高に叫ばれた。
そして、いまシリアにこそその必要があるのに、迫害される民衆は放置されたままだ。
国際的な貢献などと表を繕いながら、
その実それをビジネスチャンスとしているだけではないのか。

アサド退陣を求めた歌手は喉を掻き切られて川に捨てられた。
反抗的とみなされた教師は激しく殴打され、足蹴にされて殺された。
何万もの人々が拷問によって殺され、また障害者となっている。
それは進行形だ。

アサド政権はロシアから大量の兵器を購入している。
その売上がロシアの経済の一部を支える。
それは正しくロシアの恥部だ。

しかし、それはロシアに限らない。
アメリカ、フランス、イギリス、中国も同罪だ。