北朝鮮、軍入隊を「嘆願」 若者や学生が大行進 朝鮮中央通信

何の事はない、最高指導者の司令で駆り出されただけだった。

第二次世界大戦末期の学徒動員のようなものだ。
実に哀れな話だが、決して他山の石ではない。

つまらぬことにつまらぬ金や人材、資材をつぎ込む。
北朝鮮だけの話ではない。

核兵器禁止条約国連会議の会場前で、
米国は「現実的でない」と言って会議をボイコットした。
これに核所有国の連中らも同調。
さらに日本も忠犬よろしく「現実的でない」とオウム返し。

どっちが現実的でないのか。
核によるバランスこそ幻想、現実的でない。
その開発と製造、維持に膨大な金銭がつぎ込まれている。

それらの資金を困窮する国々の教育費と農業、商業振興に費やしたら…。
アフガニスタンでの中村哲氏の活躍は実に素晴らしいものだ。
医師ながらアフガニスタンの砂漠地で干拓を開始して
一帯を穀倉地帯に変えることで、生活の糧、収入、教育機会を生み出した。
民兵たちは武器を捨て、干拓作業に汗を流し、その後は穀物の栽培、
収穫、流通へとそれぞれの役についた。
世界が先ずやるべきことはこれだ。

核開発、保持で誰が儲けているのか。
戦争することでほくそ笑んでいるのは、どういう連中なのか。
戦争へと駆り立てようとしている一団の真の魂胆は何のか。
その魂胆にどんな利害関係をもった連中、企業が関わっているのか。

金満家らの欲望には限りがない。
その欲望のために、膨大な数の人々が搾取されている。