戦争にカッコよさなど微塵もない!

BS世界のドキュメンタリー「ダス・ライヒヒトラー “死の部隊”~」(後編)





オラドゥールでの大虐殺による犠牲者は、642人ということだった。

同様の大虐殺はイタリア、ギリシャなどでも行われていた。例えばイタリア・トスカーナ地方では560人が虐殺され、他の地方では950人以上が殺戮されたという。当然、そこには女性たちや子供たちも数多く含まれている。

また、オラドゥール大虐殺に関しては数年後、裁判が開かれたが、命令を下した将校さえ十数年服役しただけで、誰一人死刑を執行されたものはいない。
遺族たちの、胸を掻き毟られるような無念さは計り知れない。

    戦争にカッコよさなど微塵もない!

    BS世界のドキュメンタリー「ダス・ライヒヒトラー “死の部隊”~」(前編)





    前編は、元はヒトラーの親衛隊として発足し、知力・体力に優れた青年を集めて訓練や教育を施し、ドイツ国民の“尊敬の対象”だった「ダス・ライヒ」が、第二次世界大戦の過程でいかに変容していったのかを追う。兵士が集まらなくなりハンガリーからも徴兵。フランスに展開するとレジスタンスの反撃に苦しむ。略奪行為を繰り返すなかで“世界史に残る汚点”オラドゥール・シュル・グラヌ村での女性や子どもの虐殺へといたる…

    「炎624」という作品で映画化された実際の話が、ここに出てくる。
    連合軍のノルマンディ上陸の情報を得たナチスドイツがこれを迎え撃つために武装親衛隊ダス・ライヒがフランスに侵攻。途中、レジスタンスの抵抗を受け、そのたびに報復として市民である老若男女、赤ん坊までも虐殺していく。
    そうした道中、失踪したドイツ部隊の隊長が実は誘拐、監禁されているとの情報から大隊はオラドゥール村を包囲するとともに侵入。結局、当の将校を発見できなかったものの、ここでも報復として虐殺を繰り返す。

    先ず村人ほぼ全員が中央広場に集められ、女性と子供は教会に連れて行かれた。また、男性は6つの納屋に分かれて連行されたが、その納屋では機関銃が待ちかまえており、親衛隊兵はまず脚を狙って発砲。彼らを逃れられないようにした上で、たきつけでそれぞれの身体を包んでから納屋に火をつけた。生存者はわずかに5名、197名が殺された。
    その後、兵士らは教会の中に入り放火。逃げ出してきた者は射殺した。女性240名、子供205名がこうして虐殺された。

    政治家らは国際貢献のため戦闘も辞さないなどと勇ましいことを言うが、戦場にはルールなどない。
    こうしたドキュメントなど何も見ていないだろう。
    その程度の知識で、軽々しく戦争を語る。

    ペリリューの戦い」について元アメリカ兵がこう証言していた。
    ある場所で仲間の兵士が殺されているのを発見。
    確かめると、屈辱的にもその口に切り取られた性器が押し込まれていた。自分は報復として同様の仕打ちを複数の日本兵にやってやった。
    戦闘の中味とはそんなものだ。

    オラドゥールの虐殺

    「おっぱいさわっていい?」「手しばっていい?」

    こんなヤツが財務省事務方トップの事務次官だ。

    以下、ネットニュースから
     
    12日発売「週刊新潮」は、財務省事務方トップ・福田淳一事務次官が、女性記者にセクハラを働いた可能性があると、報じた。
    その内容によれば、彼のセクハラ体質は、過去複数の被害者からの証言が寄せられていているもので、主な発言内容としては、
    「彼氏はいるの?」「キスしていい?」「ホテル行こう」などといったもの。

    女性記者に「おっぱいさわっていい?」「手しばっていい?」などとセクハラをおこなっていた財務省福田淳一事務次官の問題で、

    麻生太郎財務相は注意にとどめて処分はしないという大甘な姿勢を示し、

    菅義偉官房長官も「緊張感をもって行動してもらいたい」などと述べるにとどまった。


    自浄能力がなく、組織ぐるみで腐り切っている。

    ウソをつき通す国の最高責任者!

    こんなことは小学生にでもわかることだが、そもそも県の職員がありもしなかったことを事細かに、さらに言うなら実に巧妙に、作文する必要があるのか?!大体なんのメリットがある?

    市の職員も、県の職員もそんなに暇ではない。
    それでも「知らない」と言い張る。

    普通の神経の持ち主なら、この時点で事実を認め謝罪、辞任するはずだ。
    或いは事実でないとするなら、そんなもの勝手に県職員が作文した偽情報だ!と憤るところだが、それもしない。(当然、そんなベテラン役者の如き芝居はできないから)

    とにもかくにも異常な状態。
    こんな滅茶苦茶な政治状況は、最悪の汚点として日本の歴史にしっかりと刻まれるだろう。


    以下、東京新聞ネット記事から。
     愛媛県今治市加計学園の幹部が二〇一五年四月二日、当時の柳瀬唯夫首相秘書官らと面会。場所は首相官邸。時間は午後三時から。県職員は柳瀬氏の発言を備忘録として記録していた。
     

     「本件は、首相案件」「内閣府藤原次長の公式のヒアリングを受けるという形で進めていただきたい」「現在、国家戦略特区の方が勢いがある」「自治体がやらされモードではなく、死ぬほど実現したいという意識を持つことが最低条件」…。

     

     細かい指示とも受け取れる発言がいくつもいくつも並ぶ。柳瀬氏は「自分の記憶の限りでは、愛媛県今治市の方に会ったことはない」とコメントを発表している。

    だが、愛媛県知事はこの文書が県職員が報告の備忘録として作成したものだと認めた。真実性についても「職員が文書をいじる必然性はまったくない。全面的に信頼している」と述べた。


    悪い奴ほどよく眠る!

    NHKユーチューブから
    森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書が書き換えられた問題で、今月7日に自殺した近畿財務局の男性職員が、上からの指示で文書を書き直させられたとか、このままでは自分1人の責任にされてしまう、などといった内容が書かれたメモを残していたことが関係者への取材でわかりました。」

    やさしい心の持主は
    いつでもどこでも
    われにもあらず受難者となる。
    何故って
    やさしい心の持主は
    他人のつらさを自分のつらさのように
    感じるから。   吉野弘「夕焼け」より

    そして、悪い奴ほどよく眠る、
    不敵な笑みを浮かべて。


    恥知らずのメガバンク 三菱UFJ、みずほ、三井住友ほか

    「核製造企業に55兆円提供」という新聞記事から、調査したピースボートのサイトへ。

    報告では、核兵器製造企業と金融取引のある金融機関7社が取り上げられていた。
    中でも最悪なメガバンクが、三菱UFJ、みずほフィナンシャル、三井住友フィナンシャルの3社だ。

    三菱UFJ           847,000万ドル

    ②みずほフィナンシャル   517,200万ドル

    ③三井住友フィナンシャル 424,600万ドル

    ただただ、金儲けだけを考えている亡者ら。

    こんなことばかりやっていると、人類は早晩絶滅する。

    詳細はこちら→ http://peaceboat.org/