2005-06-12から1日間の記事一覧

詩>三月の空

森林地帯をつらぬくハイウェイの 中央分離線の上にそいつは横たわっていた 天をあおぎ 口をあけたまま 目を瞠っている どんな運命がそいつを襲ったのか 知る由もない 傍らを時速八十キロで走りぬける乗用車の フロントガラスからは一瞬のことではっきりしな…