細木某の下らぬ話をどいつもこいつも何でありたがって聞いてんだ?!

先日、全国霊感商法対策弁護士連絡会がテレビ局各社に対して
霊感・霊能や占いを過大評価するような番組の改善を求める要望書を出した。

『「霊能師と自称する人物が霊界やオーラを見えるかの如く断言し、
それをもとに様々な指摘をされるタレントがそれを頭から信じて動揺したり感激してみせるような番組」、「占い師がタレントの未来を断定的に預言し、言われたタレント本人や周囲の人がこれを真にうけて本気で応答しているような番組」が「社会的経験の乏しい未成年者や若者、主婦層の人々に、占いを絶対視し、霊界や死後の世界を安易に信じ込ませてしまう事態」をもたらし、
霊感商法や宗教的カルトの勧誘を容易にする素地を作っているとして、
テレビ局に「いきすぎを是正する措置」を講じることを求めている。』

新聞によれば、2005年に同連絡会や消費者センターに報告された
霊感商法被害の件数は約1,000件、総額は何と28億円に及ぶ。

今やテレビに出演する霊媒師や占い師なる者らの発言力が甚大になり、
その影響力も看過できないものになっている。
いい加減な、正に根も葉もないことによって、個々人の生活が翻弄され、
人間関係さえ脅かされているとなれば、事は重大だ。

しばしば娯楽番組だからとテレビ局は詭弁を弄するが、
先にあったデータ捏造の問題以上にこの問題の根は深い。
というのも、こうした偽情報やハッタリが
謂れのない差別や虐待の誘因となっている現実があるからだ。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/entertainment/hiroyuki_ehara/story/09gendainet07022297/