安倍総理 嘘八百!その後

先の参議院選挙で、自民党が出していた広告に次の一文に以前触れた。

「●社会保険庁は徹底解体・職員解雇。やる気のある人材だけを再雇用し、
  公務員でない新しい組織になります。」というものだ。

ところが、今日発信された記事にこうある。
社保庁職員、懲戒受けても「A評価」…不正免除の26人
2007年9月7日(金)03:08 * 読売新聞

 社会保険庁の能力評価で、国民年金保険料の支払いを加入者本人に無断で免除して懲戒処分を受けた職員26人が、5段階中2番目に高い「A評価」を受けていたことが6日、わかった。』

ズサンな評価もさることながら、
評価を受けたということは詐欺行為をしながら懲戒解雇には至ってないということだろう。
こんな馬鹿なことが許されていいんだろうか。

先の首相が「痛みを伴う改革」などと嘯いていたが、
その痛みや負担を強制されたのは富裕層を除く一般市民ばかりで、
キャノンの御手洗を例に引くまでもなく大手企業はどこも増収増益にほくそえんでいる位だ。
しかも、ヒトの生活など一顧だにするつもりはなく、
さらに人件費から利益を搾り出そうとしている。

大手企業の経営幹部と縁故関係にある政治屋も官僚も、毎夜祝杯を挙げているに違いない。
しかし、それも今のうちだ。
※「閨閥―特権階級の盛衰の系譜」(角川文庫)神 一行・著に詳しい。