外国人労働者 拡大へ

外国人労働者 拡大へ』の記事があった。
それによると、2048年には1億人を割り込み、介護などにおいて人手不足が懸念されるという。
果たしてそうなのか。
介護ロボットの開発による補助や健康でいられる年齢の上昇などにより
人出は足りてくるのではないだろうか。

それより、この外国人労働者の拡大には隠された意味があるように思う。
それは、安価な労働力の確保だ。
非正社員の雇用は様々な問題を引き起こしている。
その批判をかわそうという魂胆だ。
こうした問題では先を行くアメリカでは実にとんでもないことになっている。

アメリカがより安価な労働力の確保として目をつけたのは、
なんと囚人労働者だった。
「電話交換手を雇う場合、最低でも月に九〇〇ドルの給与と社会保険などの経費がかかるのですが、彼女たち囚人を雇えば、最大でも月に一八〇ですみ、福利厚生費は一切かかりません。」←『ルポ貧困大国アメリカⅡ』岩波新書より

先の記事に関連して、次のような記述もあった。
「育児や介護で働きたくても働けないとされる約220万人の女性の就労を支援するため外国人を活用する検討もはじまった。外国人が家事を担い、日本人女性が働きに出やすくなるという考え方で、安倍晋三首相も前向きだ。」
どう考えても、真艫じゃない!

何らかの特殊技能があって、時給ベースで2千円、3千円の収入が見込まれるなら別だが、一般主婦が就くパート職で時給は8百円から9百円。
外国人家政婦に時給5百円払うとしたら、残りは3、400円だ。
それとも、外国人は時給100円で働かせるのか。

日本は、政府中枢に猖獗する連中を追い出し、
一刻も早く悪夢から目覚めるべきだ。

それにしても、落ちるところまで落ちたなぁ。