五億年経とうが

十数年ぶりに友人と逢った
酒を酌み交わし 話に花が咲いた

数ヶ月ぶりに別の友人にも遇った
会えば話すことは山ほどある

友よ
もしも俺が逝ってしまったら
キミがウチの前で何時間、何十日待っていようが
いや 何ヶ月、何十年
いやいや
五億年経とうが
五十億年経とうが
玄関ドアを開けてやることは出来ない

生きている今だからこそ
電話にも出れるんだ