いやはや…

いやはや、こんなブログでも続けていくということは本当に大変なことで。

何も書くことがないということはないんだが…。

日々、何かしら考えており、テレビや新聞などで感じ入ったり腹を立てたり、
不安に思ったり希望を抱いたり、様々心は変容していくものの、
なんとも言えない虚しさを拭うことができない。

女性を子供を生む機械と表現し、その発言の責任をとろうとしない、
また薬害訴訟で国の責任を問う判決が出たにもかかわらず
頑として原告らとの面会に応じようともしないで、
日々刻々苦悶する患者たちのことを慮るどころか
「控訴断念はありえない」などと嘯く無責任極まりない某大臣。

多くの国民の年収を上回る金額の使いみちを明らかにしなかったばかりか
ウソまでついて責任逃れ、居直り、頑迷固陋、厚顔無恥を決め込み、
今なお大臣の座に居座りつづける輩。

単なるパフォーマーとしてその行動力を印象付けることに長け、
自分の健康や趣味に人一倍気を使い、同時に他人に気を使わせる、
傲岸不遜、傲慢無礼、しばらく猫を被っていたが、
試練をやり過ごした途端に吼えた老醜のヒト。

先の都知事選で当選を導いた選挙プランターなる男は語る。
「頭を下げて『反省している。応援して』とくれば、
江戸っ子のように『分かった。水に流すから頑張りな』と受け入れてくれる」
江戸っ子も随分と見くびられたものだと思う反面、
実際大差をつけて当選したことからするに、
江戸っ子など高が知れているというのが率直な感想。

さらに、
「視聴者は話の中身以上に候補者の『好感度』と『本気度』を見る。」と分析。
見て呉れ、気分、判断中止。
何度騙されても、学習できない。

政治においてもそうだ。
今の改憲論争において為政者が一般の人々をどうしようとしているのか、
どこへ導こうとしているか、
はたまた自分たちの何を守ろうとしているのか、
何を秘匿しようとしているのか、
自明のことなのに、多くはそのトラップに気付く様子もない。

ますます虚しくなる。

ところで、この選挙プランナーは心から依頼者を支持していたんだろうか。
仕事だからと割り切ったとしたら、虚しくないか。
「いまこそ、心深きに己の声を聞け」