ふざけた話だ! 石原知事への告発は再選で不問か?!

先に書いた「3月7日、石原知事に対する政治資金規正法違反(虚偽記載)での東京地検に告発」の件。
一昨年9月に衆院選に当選した三男・宏高議員とともに出席した会合で、
糸山英太郎・元代議士らから芋焼酎森伊蔵」の箱に入った2000万円を受け取りながら、
これを届け出ていないという疑惑だが、
仮に検察が興味を示したとしても、以下のような条件がつくとして挙げた
『石原氏が3選されれば、事件の摘発は常識ではありえない。
摘発がもしあるとすれば「石原落選」の場合だ。』
が実証されようとしている。

正に「勝てば官軍」通り、不正を働いてもお咎めなしか。

旧来、不正、不義の疑いを受ければ恐縮し、身の潔白を晴らすため尽力したものだが、
いまや堂々として居直り、しばしば逆上して見せたり、
知らぬ、存ぜぬ、答えない、などとシラを切り続けたりと俗悪だ。

そうして、その口が「美しい日本を、社会奉仕を、国際貢献を」などとほざいている。



◆政治家がとある不正献金疑惑を受け、記者会見を開いていた。

「代議士、背広の外ポケットに詰め込んでいるのは、献金された現金ですか」
「これが現金かどうかはお答えできません」
「右手にも札束を持ってますよね」
「これが札束かどうか、申し上げられません」
「じゃあ、なんですか、それは」
「お答えできません」
「左手の封筒はなんですか」
「封筒です」
「宛名が代議士名になってますよね」
「これが私宛ものか否か、申し上げることは控えさせていただきます」
「500万円って書いてありますよ」
「それもお答えできません」
「裏に疑惑をもたれている会社の名前も入ってますが?」
「社名が入っているかどうか、答える必要はないと判断します」
「説明責任を果たしてくださいよ」
「私は潔白です。それが事実のすべてです。何か?」