2011-07-02 「原発の安全性はクリアできた」ってあまりに安易な発言 あんなことこんなこと #その他文化活動 佐賀県知事「安全性はクリア」 玄海原発 海江田経済産業大臣の 「万が一、深刻な事故が起きた場合の対応を含めて、玄海原発の安全対策はしっかりとられている。」との説明に、 古川佐賀県知事は 「原発の安全性はクリアできた」と述べた。 実に安易に安全宣言をしているが、地震列島である日本において「安全性がクリアできた」という発言は余程の無知無能の沙汰と言うほかない。 それがどういうことかは、石橋 克彦神戸大学名誉教授の以下の論文に詳しい。 http://historical.seismology.jp/ishibashi/opinion/9710kagaku.pdf そもそも何故、古川康 佐賀県知事が早々に安全宣言をしたかについては、 その来歴をみれば簡単に納得できる。 『自治省総務省に統合に入省。2003年佐賀県知事選挙に当選。2007年の知事選でも再選。 父親は九州電力の社員で玄海原子力発電所のPR館の館長であった。』 どうやら、2011年に予定される次の選挙にも立候補し、3選を目指しているらしい。 何としても再選は阻止する必要がある。これは佐賀県だけの問題ではない。 いざ原発震災が起これば、日本全体、ひいては全世界的な問題になりかねない。