「原発の安全性はクリアできた」ってあまりに安易な発言

佐賀県知事「安全性はクリア」 玄海原発


海江田経済産業大臣
「万が一、深刻な事故が起きた場合の対応を含めて、玄海原発の安全対策はしっかりとられている。」との説明に、
原発の安全性はクリアできた」と述べた。

実に安易に安全宣言をしているが、地震列島である日本において「安全性がクリアできた」という発言は余程の無知無能の沙汰と言うほかない。
それがどういうことかは、石橋 克彦神戸大学名誉教授の以下の論文に詳しい。

そもそも何故、古川康 佐賀県知事が早々に安全宣言をしたかについては、
その来歴をみれば簡単に納得できる。
自治省総務省に統合に入省。2003年佐賀県知事選挙に当選。2007年の知事選でも再選。
父親は九州電力の社員で玄海原子力発電所のPR館の館長であった。

どうやら、2011年に予定される次の選挙にも立候補し、3選を目指しているらしい。
何としても再選は阻止する必要がある。これは佐賀県だけの問題ではない。
いざ原発震災が起これば、日本全体、ひいては全世界的な問題になりかねない。